2022年10月15日土曜日

研修報告: 海外学校臨床実習 7日目

10月13日(木)

今日は学校訪問2日目でした。私は主に図画工作の授業を見ました。ニューログラフィックアート、カラーイラストの一部をモノクロにして大きな紙に描くグループワーク、絵の具とクレヨンで楓の葉を描く活動、ハロウィンの絵を描く活動を見ました。私が一番驚いたことは、授業中に音楽が流れていたことです。今日はハロウィンにちなんだ曲が流れていました。子どもたちはセリフ付のBGMを聞き、時々クスクス笑いながらリラックスして制作していました。楽しそうでした。

初めて聞いたニューログラフィックアート、特にこれは心をリラックスさせた状態で描くとが重要だそうです。とてもスピリチュアルな不思議な雰囲気の作品をいっぱい見ることができました。
 

楓の葉の作品は、乾いたら大きな木に貼ります。作品は本物の葉のように一枚一枚全然違っていて、個性があり見ていてとても面白かったです。
 

どの活動にも共通していることは先生が最初に一通りやり方、テクニックを説明し、その方法通りにやるということでした。日本の図工や美術の授業では、個性を大事にすることを重視しているのか、あまりテクニックなどは教えてくれません。しかし、テクニックを教えたうえで個性が見られる作品ができることを今回学びました。


夜は各学校の先生を私たちが宿泊しているホテルにお招きして一緒にディナータイムを過ごしました。それぞれ、お世話になっている学校の先生と美味しい食事を囲みながら学校のことや、国のことについてたくさんお話しできました。


スウェーデンの先生は日本の先生のように朝から晩まで働くということはあまりないとお聞きしました。学校の子どもも大切だけど自分の家の子どもも大切にしている姿が素敵でした。また、スウェーデンにはFIKAという3時のお茶タイムがあり、先生たちにとっても大切なリフレッシュの時間だそうです。他にも日本の学校や文化もたくさん伝えました。

スウェーデンの素敵な文化をたくさん知れてとても楽しいディナーでした。
(中澤そよぎ・片桐侑大)

※本事業は、ウプサラ大学教育学部との国際交流協定に基づき、信州大学教職大学院の授業「海外学校臨床実習」(隔年・2単位)として、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

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