2022年10月12日水曜日

研修報告: 海外学校臨床実習 4日目

10月10日(月)

いよいよ今日から本格的に研修がスタートしました。朝、ホテルから貸切バスで目的地へ。のはずが、バスが事故に遭って迎えに来られなくなったり、代わりのタクシーが捕まらなかったりと、海外旅行らしいトラブルで幕開け。

そんなこんなで、陽気なミカエルさんが運転する貸切バスで向かったのは、教育学部との協定校であるウプサラ大学(Uppsala Universitet)です。交換留学生として勉強中の清宮さんが出迎えてくれました。このウプサラ大学、なんと北欧で一番古い大学なんだそうです。

まずは大学の周りを散策。みんなでウプサラ城に行きました。スウェーデン王グスタフ1世が住むお城でした。お城といえば戦いですが、なんとこのお城を建て始めた頃にはもう戦国時代が終わっていて、一度も戦いに使われなかったそうです。現在は、ウプサラ県知事が住んでいます。


ランチタイムには、ウプサラ大学の学生さんと一緒に、大学のカフェテリアで食事をしました。ランチは、①ベジタリアン②ソーセージ③チキンから選びました。ソーセージは、スウェーデンの伝統的なものだそうです。紫色のソースは、塩気があってとてもクリーミー。おいしい食事をいただきながら、話題はお互いの国の食文化のことに。スウェーデンで有名なものは、ミートボールにベリーソースをかけたもの、マッシュポテト、サーモンだと教えてくれました。実はどれにも出会えていない私たち...。


 
食事のあとは、とっても目立っている、「2つのとんがり屋根の建物」を目指して歩きました。たどり着いたのは、ウプサラ大聖堂(Uppsala Cathedral)。少し重い扉を開けて中に入ると、美しい装飾と彫刻が一面に広がっていました。中にはいくつか小部屋があって、さまざまな方法で祈りを捧げられるようになっていました。一番多かったのは、“Pray for Peace”。世界中の人たちが、安全に、健康に、暮らせるように。私たちにもできることを探していきます。


 
1日しかないウプサラ訪問でしたが、とても満喫することができました。いい1日だったなあ...と思いながら夕食へ向かうと、なんと、噂のミートボール×ベリーソースとマッシュポテトが! スウェーデンに到着して3日目、やっと「スウェーデン料理」に出会えました。ミートボールは、お肉がぎゅうぎゅうに詰まっていて、歯ごたえがありました。甘酢っぱいベリーソースとの相性は本当に最高です。いま読まれているみなさんは、どんな味を想像されていますか?ぜひ、スウェーデンへ行って味わってみてください♪マッシュポテトも、クリーミーで美味しかったです。

 
明日からはいよいよメインとなる、学校訪問へ行きます。スウェーデンの子どもたちや先生方との出会い、学校の様子を学ぶのがとても楽しみです!
(六川麻耶・片桐侑大・寺島未歩)

※本事業は、ウプサラ大学教育学部との国際交流協定に基づき、信州大学教職大学院の授業「海外学校臨床実習」(隔年・2単位)として、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

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