いよいよ今日から本格的に研修がスタートしました。朝、ホテルから貸切バスで目的地へ。のはずが、バスが事故に遭って迎えに来られなくなったり、代わりのタクシーが捕まらなかったりと、海外旅行らしいトラブルで幕開け。
そんなこんなで、陽気なミカエルさんが運転する貸切バスで向かったのは、教育学部との協定校であるウプサラ大学(Uppsala Universitet)です。交換留学生として勉強中の清宮さんが出迎えてくれました。このウプサラ大学、なんと北欧で一番古い大学なんだそうです。
まずは大学の周りを散策。みんなでウプサラ城に行きました。スウェーデン王グスタフ1世が住むお城でした。お城といえば戦いですが、なんとこのお城を建て始めた頃にはもう戦国時代が終わっていて、一度も戦いに使われなかったそうです。現在は、ウプサラ県知事が住んでいます。
ランチタイムには、ウプサラ大学の学生さんと一緒に、大学のカフェテリアで食事をしました。ランチは、①ベジタリアン②ソーセージ③チキンから選びました。ソーセージは、スウェーデンの伝統的なものだそうです。紫色のソースは、塩気があってとてもクリーミー。おいしい食事をいただきながら、話題はお互いの国の食文化のことに。スウェーデンで有名なものは、ミートボールにベリーソースをかけたもの、マッシュポテト、サーモンだと教えてくれました。実はどれにも出会えていない私たち...。
食事のあとは、とっても目立っている、「2つのとんがり屋根の建物」を目指して歩きました。たどり着いたのは、ウプサラ大聖堂(Uppsala Cathedral)。少し重い扉を開けて中に入ると、美しい装飾と彫刻が一面に広がっていました。中にはいくつか小部屋があって、さまざまな方法で祈りを捧げられるようになっていました。一番多かったのは、“Pray for Peace”。世界中の人たちが、安全に、健康に、暮らせるように。私たちにもできることを探していきます。
1日しかないウプサラ訪問でしたが、とても満喫することができました。いい1日だったなあ...と思いながら夕食へ向かうと、なんと、噂のミートボール×ベリーソースとマッシュポテトが! スウェーデンに到着して3日目、やっと「スウェーデン料理」に出会えました。ミートボールは、お肉がぎゅうぎゅうに詰まっていて、歯ごたえがありました。甘酢っぱいベリーソースとの相性は本当に最高です。いま読まれているみなさんは、どんな味を想像されていますか?ぜひ、スウェーデンへ行って味わってみてください♪マッシュポテトも、クリーミーで美味しかったです。