2023年8月18日金曜日

研修報告: 海外学校臨床実習 5日目

8月17日(木)

本日は快晴、気持ちのいい朝です。
ようやく慣れてきた朝の動きもあと2日と思うと少しさみしい感じです。


午前中はうどん作りを行いました。2人ずつの3ペア、計6人の生徒が体験しました。小麦粉から作る体験は私も初めてでした。

生地をまとめる際に、ベチャベチャにならないように水を少しずつ入れる必要があります。それを子どもたちに伝えると、とてもとても慎重に水を入れていました。緊張している様子が伝わりました。次に、まとまった生地を足で踏みます。そこでは子どもたちは足踏みしたり思いっきりジャンプしたりしていました。調理の工程において足で踏みつけるというのは確かに珍しく、子どもたちは大胆な調理法を楽しんでいるようでした。再び生地を台に戻し、ローラーで薄くのばし、3つ折りに重ねて切っていきます。なんとかなんとか麺の形をした麺を茹でることができました。茹でている間、調理台に残った小麦粉で化粧をしている子どもたちがいました。顔が白くなりました。最後に水で締めて完成させることができました。


完成したうどんは子どもたちと学校の先生、我々も食べました。とてもおいしそうに食べていました。実際にとてもおいしかったです。



私が訪れているセルウィン校では11:00~と13:10~に自由な時間があります。そこで子どもたちは好きなことをして遊びます。バスケ、ラグビー、マウンテンバイク、大縄などいろいろです。私は一通り体験させてもらいました。子どもたちが自分たちでルールを確認し合い、遊んでいる姿が見られました。特にマウンテンバイクでは乗る前に多くのチェック項目があり、各自で自転車の点検をして確認担当の生徒に見せてスタートしていました。確かに自由な空間で自転車も乗ろうとすると安全確認は必須だと感じました。もちろんヘルメットもしています。校庭にコースがあり、バンク、山谷があり面白いコースでした。私は2周しました。


午後は書道を行いました。15人の生徒が体験しました。名前や好きな物を書きました。各々自由に書いてもらいました。


今日は本当にいい天気で最後まで晴れでした。夕方にはショッピングに行きました。明日が学校最終日、たくさん遊んでこようと思います。


ヒネモアとツタネカイの物語。有名な物語があります。街の中央に二人の像があり、道の名前になっています。身分の違う二人が結ばれるお話です。美しい娘ヒネモアが島にいる青年ツタネカイの笛の音を聞き、ヒネモアが泳いで会いに行くシーンがあります。笛を持っている像がツタネカイ隣にいるのがヒネモアです。多くの子孫がおり、私の学校にもたくさんいる、とホストファミリーが教えてくれました。感動的です。


あるホストファミリーから板のお土産をいただきました。今朝私がほしいと言ったら、夕方までに準備してプレゼントしてくれました。とてもとても嬉しかったです。


先日訪れたスパはマックス41℃と少し温かめ。湖を見ながらゆっくり休むことができます。


(野村俊介)

※本事業は、信州大学教職大学院の授業「海外学校臨床実習」(隔年・2単位)として実施されています。

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