2015年3月23日月曜日

Global Mathで「生活科指導法」の授業が取り上げられました

2014年11月に「生活科指導法基礎」(対象: 大学3年生80人)で行ったゲーム作りの授業がGlobal Mathのウェブサイトに取り上げられました。

Global Mathは算数・数学を学ぶために役立つオンラインゲームを集めたウェブサービスで、ゲーム作りのアイデアを競うコンテストも開催しています。

1回目の授業(90分)ではSuper Shape Shotというゲームを行い、アルゴリズムの考え方を学びました。また、2回目の授業(90分)では、グループごとにオリジナルゲームを企画し、実際の授業場面を想定した指導方法の提案もあわせて発表しました。

Global Mathのウェブサイトはこちら

スウェーデン教育視察報告会を開催しました

3月23日(月)の10時から、N304教室においてスウェーデン教育視察の報告会を開催しました。

前日までの春めいた暖かさと打って変わって、朝から小雪が舞う曇天でしたが、20人近くの方のご参加を得て、活発な質疑応答ができました。お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました。

報告会に合わせて、報告書を作成しましたので、ぜひご一読ください。


報告書のダウンロートはこちらから(PDFファイル: 5.6MB)

2015年3月13日金曜日

スウェーデン教育視察報告会(3/23)のお知らせ

2月27日から3月9日にかけて行われたスウェーデン教育視察の報告会を下記の通り開催します。ぜひお越しください。

日時:
 平成27年3月23日(月) 10:00~11:30

場所:
 信州大学教育学部 北校舎N304教室

内容:
 ①全体の日程概要
 ②学校訪問1 オーイェルショー基礎学校
 ③学校訪問2 クングスバッカ市
 ④学校訪問3 エクランダ基礎学校
 ⑤学校訪問4 ヨーテボリ日本人補習校
 ⑥参加者の感想、リフレクション
 ⑦質疑応答

対象: 学部生のほか、どなたでもご参加いただけます。

申込: 不要です。直接会場へお越しください。

問合せ: 林 寛平 (shinshuedu@gmail.com)まで

※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

2015年3月10日火曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 まとめ

「グローバル人材育成のための北欧教育視察プログラム」

旅程

2月26日(木) 
  • 22:00 集合
2月27日(金) 
  • 01:10 羽田空港発(NH203便)
  • 05:25 フランクフルト空港着
  • 06:45 フランクフルト空港発(LH800便)
  • 08:50 ストックホルム空港着
    • ホテルへ移動
  • 11:00 市内観光へ
  • 13:00 ストックホルム市内在住の方と面会
2月28日(土)
  • 全日 市内観光
3月1日(日) 
  • 09:00 ストックホルム大学大学院生と面会
  • 16:25 ストックホルム中央駅発(SJ441)
  • 19:30 ヨテボリ中央駅着
    • ホテルへ移動
3月2日(月)
  • 08:30-14:00 パティレ市立オーイェルショー基礎学校訪問
  • 18:00-20:30 リフレクション
3月3日(火)
  • 10:00-14:00 ヨテボリ大学教育学部生と面会
3月4日(水)
  • 09:30-10:00 クングスバッカ市役所訪問
  • 10:00-11:30 幼稚園児のフィルムフェスティバル参加
  • 11:30-14:00 ホーレベックス基礎学校訪問
3月5日(木)
  • 08:00-10:00 リフレクション
  • 科学博物館universeum等訪問
3月6日(金)
  • 09:00-14:00 ムンダル市立エクランダ基礎学校訪問
  • 16:30-18:00 ヨーテボリ日本人補習校訪問
3月7日(土)
  • 07:30 ヨテボリ空港発(SK523便)
  • 08:40 ロンドンヒースロー空港着
3月8日(日)
  • 07:30 ロンドンヒースロー空港発
  • 10:05 フランクフルト空港着
  • 11:30 フランクフルト空港発
3月9日(月)
  • 06:55 羽田空港着
  • 08:00 解散

報告会のお知らせ

3月23日(月) 10:00-11:30 N304教室にて


※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

2015年3月9日月曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 10日目

こんにちは、北欧研修最終日です!
ほんとうにほんとうにあっという間ですね!
ロンドンのヒースロー空港からフランクフルト空港を経由して日本というルートで帰ってきました。
これが飛行機からの空の様子です。


とてもきれいで思わずパシャリ。

フランクフルトからANAに乗り換え羽田にむかって出発しました!
そしてANAでの離陸後の機内食がこちらです。和食の鮭と鶏だんご!

洋食のカレーライス!
和食にはお味噌汁も付いてきました。
どちらもデザートのアイスが付いていてお腹いっぱいになりました。美味しかったです!
そして映画を見たり寝たりとゆっくり過ごしました。
小腹がすいたらお菓子も置いてあるので、ぜひ搭乗の際はご利用ください。




そして着陸前の機内食がこちらです。
和食の野菜粥!
洋食のマッシュルームのクレープ包み!
お粥はずっと洋食ばかり食べてた私にとって優しい味付けでした。







そしてやっと羽田に到着。無事日本に帰ってくることができました!

今回北欧研修では学校を見させていただくだけでなく、林先生の知り合いの地元に住む日本人の方や現地の人と交流したり、観光したりさせていただきました。この中でただ日本の学校との違いを知るだけでなく、生活や文化の点を含めた社会的背景からも日本との違いを考えることができました。この旅はわたしたちが無知であることを改めて実感するとともに、もっといろんなことを知りたい、視野を広げたいという探究心を刺激するものでした。本当にありがとうございました。


北欧研修中のわたしたちのブログで、スウェーデンに行ってみたいなって思ってくれた方がいたら嬉しいなと思います。10日間ありがとうございました!
(担当: 森下結衣)
 
 
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

2015年3月8日日曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 9日目

この旅も残り2日。
今日は早朝から、眠い目をこすりながらタクシーに乗ってヨテボリ空港へ。
搭乗まで空き時間があったので、免税店をぷらぷらしていて思ったのですが、『The Sweden』って感じのお土産は、街にもありますが、空港の免税店にもあります!
お店を探して街を歩き回るより、効率良く購入できるのが空港の免税店かもしれません。

そして2時間程飛行機に乗って、ロンドンに到着!!!
ロンドン観光は今日1日だけで、おまけに時間も限られているので、有名どころを数カ所巡ることにしました。

地下鉄を降りると、すぐ右手にはビックベンが!!

到着したのがちょうど12時だったので、大きな鐘の音が響き渡っていました。『ビックベン』という名で親しまれていますが、『ビックベン』はその大きな鐘らしく、建物は国会議事堂として使われています。入場することはできませんでしたが、庭も大変立派で、柵越しでも見応え抜群でした!

その後は徒歩でウエストミンスター寺院やバッキンガム宮殿へ。
ロンドンは地下鉄やバスが発達しているため、移動が比較的楽です。しかし、テムズ川を中心として有名どころの寺院や宮殿などが立ち並んでいるため、徒歩での移動も可能です!!
また、ひとつひとつの建物間の距離がさほど遠くないので、気軽に歩いて行けます。

街並みを見ながらの徒歩での有名スポット巡りは、ロンドンの下町散策としてガイドブックにも載っていないようなお店を発見することができたりするのではないでしょうか。

そしてそして!!この旅の最後の晩餐は、初の!先生を交えて6人での外食でした!!
先生がお店を事前におさえておいてくださって、かつ注文するだろうものも伝えておいて下さったので、早めに料理が出てきました。
これも海外での食事に関する豆知識として覚えておきたいことですね。
私達が今日食べたものは『Fish&Chips』です。


魚のぷりぷりな感じと、衣のぱりぱりとした食感が口の中で一緒になって、とにかく美味しかったです!日本にこの様な料理はない気がする…

お腹も満たされた後は、ミュージカル『Billy Elliot』を観に行きました!

今日の公演は、Billy役(Elliott Hanna)とMichael役(Zach Atkinson)の引退ということもあり、とっても気合いがはいっていたそうです。迫力満点で、終始感激していました。ネタバレになってしまうので、まあり細かいことは語れませんが(笑)ミュージカルを見る前に、映画で予習しておくことが、ミュージカルを楽しむために必要なことです!Webであらすじを読むだけでは物足りません!(笑)

長いようで短いこの旅も、明日日本に帰国するのみとなりました。少しのお土産と、沢山のお土産話を持って、無事帰国できますように。

明日は早起き頑張ります!
 
(担当: 上原瑛美)
 
 
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

研修報告: スウェーデン教育視察 8日目

こんにちは!
本日はエクランダ基礎学校と日本人補習校に訪問しました。

まずはエクランダ基礎学校について紹介します!


エクランダ基礎学校は、6歳から12歳までの子どもが600人ほど通っている学校です。
また、豊かな自然に囲まれた場所に立地しており、校舎も綺麗で、素敵なところでした!

先生方のお話をお聞きしながら感じたのは先生同士の話し合いや保護者との話し合い等、多方面との繋がりを大切にしているんだなということです。

子どもの将来についてを深く考えている先生、すごいな...と感じ、訪問して10分もしないうちに学ぶことばかりでした...!

そして、授業の様子も見学させていただいたのですが、なるほど、と思ったことがまず1つ!
それは、10歳から12歳の22人のクラスの子どもたちが2つに分かれて図工と音楽の授業を受けていたことです。
お気づきかと思いますが、11人ずつになれば人数も減り、先生と子どもの距離がぐっと近くなります!
日本でも行われているかとは思いますが、双方にとって良いことだよなぁと改めて思いました。

まず、図工の授業についてです。
図工では、映画を作ろう!というもので、それぞれの子どもが自分のヒーローを決めてグループごとにそのヒーローを登場人物としてストーリーを考え、紙で人形を作り、映画を撮るといったものでした。(完成作品を見たい...)
子ども一人ひとりが主役になれる内容だなと感じました!
もの作りが好きな自分にとっては、私も混ぜて!という気持ちに...。まぁ、それは置いておくとして、やはり印象的だったのは、子どもたちの目がキラキラしていたことです。楽しんで何かに取り組めることの素晴らしさとそれが可能な環境が整っていることの大切さを感じました。

わたしは音楽の授業を見させてもらいました。

1コマの授業の中で、音楽の歴史、曲の構成、歌、ギター練習、とさまざまなことをやっていました。日本では1コマの授業で歌とリコーダーのみ、といったように1つのことに時間をかけて取り組むので驚きました。

歌の時間に歌っていた曲は子どもたちが選んだらしく、早口言葉の歌でした。子どもたちが楽しそうに歌う様子が見られ、先生は子どもの発音練習になるから良いと言っていました。ギターではグループ毎に他教室や廊下で練習をしていました。先生に見られていなくても自主的に一生懸命練習している姿はとても新鮮でした。

そしてお昼には給食もいただくことができました!!
スウェーデンの家庭料理の代表とされるミートボールやマッシュポテトなど、どれも美味しいものばかりで、ついつい取りすぎてしまう…
食べ物の誘惑には勝てませんね。

また、用意してくださった紙ナフキンが黄色と青のセットでスウェーデン国旗の色だ!と思いつつ、スウェーデンで食べるお昼はこれが最後なのか~としみじみ感じたりなんかしていました。


午後は就学前学級と、日本で言う学童保育(余暇教育)にお邪魔させていただきました。
学童保育の"Nature"という分野で行く森に案内していただきましたが、パンを焼く釜のようなものが作られていたり、子ども達の秘密基地が木で作られていたりするのを拝見し、自然を遊びの場として作り上げることができるような時間を設けることで、物に頼らず遊びを創造することができるのではないかと考えたりしました。とても敷地の広い学校でした。

16時半から18時まではヨテボリ日本人補習校にお邪魔しました。日本人補習校は、親の駐在や国際結婚などの理由からスウェーデンに住んでいる子どもたちが、金曜日の16時から18時の2時間だけ通っています。家庭で日本語を使って生活していることが入校条件になっていて、日本に帰国予定があるため日本と学習進度を合わせるためや、将来子どもが日本に住むことを望んだときに生活に苦労しないようにという思いから親のすすめで通っている子どもがいます。
昼間はスウェーデンの学校やインターナショナルスクールに通い、補習校では日本の国語と算数を勉強しています。
補習校の教員は日本でいう高校を卒業していることだけが条件で、教員免許等は必要ないそうです。ですが現在は教員数が少なく、イベントの運営やHPの管理などは保護者の方々が行っているそうです。 これまで見たスウェーデンの基礎学校の様子と、馴染みのある日本の教育の様子を比べることができ、とてもよい経験となりました。

二校見学させていただいた後は、スウェーデンでの最後の晩餐。


いつも通りホテルで食べるビュッフェでしたが、少しお酒も入りつつ、先生方とリフレクションを交えながら語り合うことができ、非常に有意義な最後の晩餐を過ごすことができました。
この様な機会を設けていただいたからこそ、先生方とお会いでき、教育に関する視野を広げることができたと思います。

ありがとうございました。

さて、明日からはロンドン!!スウェーデンとのさようならは悲しいけれど、この旅も残すところあと2日。
楽しみたいと思います!!
待ってろロンドン!
(担当: 上原瑛美)
 
 
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。