2024年3月14日木曜日

研修報告: 4大学合同スウェーデン実習 5日目




Malmaskolanの見学
Malmaskolanの校長先生に学校内を案内していただきながら、午前中見学し、ランチを一緒に食べました。

見学の中で印象に残っているのが、図画工作ルームでの生徒の様子です。日本では、ミシンなど危険を伴う機会を扱う場合、立ったままやらない。先生の話をよく聞き、周囲と同じものを作成する。と、いった事が基本となるかと思います。しかし、スウェーデンの子供たちは自分の興味のあるものをそれぞれで作っており、教師は見守る形で生徒が助けを必要としている時のみヘルプをしている印象でした。このような形式は、それぞれのペースで学習を進めることができるため、とても良いと感じましたが、同時に安全面をどのように管理しているのか気になりました。そこで、校長先生に「How do you keep the children safe?」と聞いてみたところ、答えは、自由にミシンなどを使わせる前に、使い方をしっかりとレクチャーし、正しく使うことができるかテストをしているということでした。

今回の見学では、日本とスウェーデンの教育の違いをとても強く感じました。それぞれの教育の利点や欠点にも、今後は目を向けてみたいです。

ストックホルムへ移動
今日はウプサラ組の3人と別れ、ストックホルムへの移動の日でした。これまでの濃い2日間、共に過ごしていたので、4日間ですが、離れると思うと少し寂しかったです。

ストックホルムは、人が多く、ウプサラとは違う雰囲気が広がっていました。また新たな発見が沢山見つかりそうです。


Sickla Köpkvarter
今日はホテルの近くにあるSickla Köpkvarterという大きなショッピングセンターに行きました。衣服、雑貨など、素敵なものが沢山あり、すごく心がときめきました。ついつい買いすぎてしまいそうになりますが、物価が高いことを忘れず賢く買い物したいです。


(R. M.)

※本事業は、ウプサラ大学教育学部との国際交流協定に基づき、信州大学教育学部の国際共修授業「Education in Global Perspectives III」(不定期開講・3単位)として実施されています。また、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムおよび独立行政法人日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)の助成を受けています。

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