ウプサラ大学へ向かう中で
ホテルでゆっくりと朝の時間を過ごした後、ウプサラ大学へ向かいました。人通りもある朝の市内を、約30分間かけて徒歩での移動になりました。誰が何を言わずとも、気づけば2列で歩いていました。日本の学校生活で身についたことかと談笑しながらの道中になりました。
ウプサラ大学
ウプサラ大学では、信州大学から留学している学生も加わりました。最初にスティーナ・ハルセーン先生に講話をしていただきました。教育のしくみや、大学の教員養成課程について、質問を交えながら話していただきました。5年かけて教員の養成を行うこと、複数教科の免許を取得する学生が多いこと、実習が手厚いことなどを知ることができました。次にウプサラ大学の学校生活の様子や、留学のプログラムについて講話を聞きました。留学生1人にスウェーデン学生1人がペアになり、学校生活から日常生活までサポートしてくれるバディ制度があるとのことでした。慣れない土地で過ごすことになる留学生にとって、心強いサポートだと感じました。
ウプサラ大学では、信州大学から留学している学生も加わりました。最初にスティーナ・ハルセーン先生に講話をしていただきました。教育のしくみや、大学の教員養成課程について、質問を交えながら話していただきました。5年かけて教員の養成を行うこと、複数教科の免許を取得する学生が多いこと、実習が手厚いことなどを知ることができました。次にウプサラ大学の学校生活の様子や、留学のプログラムについて講話を聞きました。留学生1人にスウェーデン学生1人がペアになり、学校生活から日常生活までサポートしてくれるバディ制度があるとのことでした。慣れない土地で過ごすことになる留学生にとって、心強いサポートだと感じました。
その後は、レストランで一緒にランチをいただきました。どのテーブルでも、話は尽きない様子で、互いの国のことや留学について話が弾んでいました。他国の文化を知ることで、価値観が大きく変わったことを生き生きと話す留学生の様子が印象的でした。今回、私たちが参加しているスウェーデン実習は、留学に比べれば短期間ではありますが、日本にいるだけでは知ることのできないことを、今後の実習でも学びたいと強く思いました。
ウプサラ市内の自由行動
ランチの後は、ウプサラ大学のすぐ隣のウプサラ城に移動し、ウプサラの歴史や、ウプサラ大学が輩出した著名人についての話を聞いた後、市内を散策しました。商業施設や歴史的な建物の横に大学の施設があるなど、街の中に大学が溶け込んでいる、あるいは大学の中に街が入り込んでいると感じました。この日は雲一つない晴天で、ウプサラ城や大聖堂の赤レンガが青空に映えており、美しいウプサラの風景を堪能しながら、ウプサラの歴史に思いを馳せる日になりました。
(E. O.)
※本事業は、ウプサラ大学教育学部との国際交流協定に基づき、信州大学教育学部の国際共修授業「Education in Global Perspectives III」(不定期開講・3単位)として実施されています。また、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムおよび独立行政法人日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)の助成を受けています。