今日は朝からTama te kapuaという場所に行きました。これは日本の神社みたいな場所で、集会をしたり、歌を歌ったりするそうです。ロトルア湖周辺にあり、全てロトルア湖を囲むように建てられています。マオリは一人の主人に対して4人の妻がいたそうです。そして、その子孫から子どもたちが生まれたと言われています。
Pohutu geyserはロトルアでとても有名な温泉が沸いている場所の一つです。ロトルアは温泉がとても有名です。地面から湯気が出ていることにとても驚きました。私が温泉の水を触ろうとしたら、「熱いから触ったらダメだよ!」と何度も言われました。フリかなと思って触ったら、とても熱かったです。
そして、今日はMiddle class (7-10歳)の子どもたちとかざぐるまを作りました。英語での説明はとても難しく、伝えるのに苦戦しましたが、子どもたちは私の言葉を理解しようと何度も質問してくれる姿があり、とても嬉しかったです。子どもたちはかざぐるまをとても気に入っていました。今日は遊ぶ時間がなかったので、明日遊ぶのが楽しみです。
休み時間に、NZの子どもたちが手遊び歌で遊んでいました。日本の手遊び歌と異なり、とても複雑なように思いました。そこで、日本の「あるぷすいちまんじゃく」を教えたところ、みんなとても喜び、何度も練習して、速いテンポで遊ぶ子、歌を覚えて歌っている子もいました。私たちと遊ぶために、子どもたちが列を作って待っていた姿がとても可愛かったです。ちなみに私は歌いすぎて、のどがガラガラで声が出ません。
昨日、「だるまさんがころんだ」で遊びました。ルールを伝えるのが本当に難しかったですが、子どもたちが本当に楽しそうに何度も遊んでいて、私もすごく楽しかったです。子どもたちにとって「だるまさんがころんだ」を言うのが難しいようで、今日、気づいたら、「ありがとう」と言いながら振り返っていました。もしかしたら、「ありがとう(だるまさんがころんだ)」がNZで流行るかもですね!!
ハンギというマオリの伝統料理を知っていますか? NZは地熱発電で有名なように、温泉が湧いています。その熱を使い、野菜や肉を時間をかけて調理をします。ハンギは2000年以上の歴史があると言われています。NZのお祝いの日、クリスマス、歓迎の時に作って食べるそうです。今回は、クマラというサツマイモに似た野菜や、パンとキャロットを混ぜてハーブで味をつけたスタッフィングを調理しました。時間をかけて調理したため、お肉はとても柔らかくて、ほくほくでおいしかったです。ハリコア!!(マオリ語で幸せ!!)
このケーキ、日本で販売されているケーキと見た目は似ていますが、作り方はかなり違います。パブロアは卵の白身や砂糖などを混ぜて作ったメレンゲを焼いて、泡立てた生クリーム。キウイフルーツ、いちご等をトッピングします。とっても甘くて、ケーキは柔らかいため、想像していたものとは異なりました。
みんな日本の食べ物が恋しくなってきたようで、日本から持ってきた緑茶、お煎餅、味噌汁を飲んだり食べたりしていました。ロトルア生活も後2日。あっという間すぎて、寝る時間が惜しいです。明日はホストファミリーとの最後の食事です。今までの感謝を伝えながら楽しみたいです。
(塚田彩音)
※本事業は、信州大学教職大学院の授業「海外学校臨床実習」(隔年・2単位)として実施されています。