2018年9月22日土曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 2日目

9月21日

今日はSaltsjöbadens Samskolaを訪問して、Singapore Mathの校内研修に参加しました。


Samskolaではfikaと呼ばれるコーヒーブレイクの時間が何度もありました。スタッフルームでソファに座り、コーヒーと軽食で休憩をとりながら同僚と話しをする姿がとても印象深かったです。日本では、教師が休憩を取り同僚と会話を楽しむ時間が形式的には設けられていないのでとても新鮮でした。同僚との関係づくりや教師の気持ちの切り替えなどにいい影響がありそうだなと感じました。

また、Samskolaの先生方はとても気さくに話しかけてくれて、和やかな雰囲気で一日を過ごすことができました。Singapore Mathの講演では、ワークショップを交えながら問題解決型の学習について話を聞いたり、9年生に授業を行いその後Lesson Study(授業研究)を行なったりしました。 

今日のリフレクションでは、日本で前から行われていることをSingapore Mathでも取り上げられていて、日本の教育の質の高さを感じたという意見があげられました。他国の教育から日本の良さを再発見することができた良い機会になったと思います!

(担当: 西村真衣)


朝はホテルで食事を取りました。パンやチーズ、ヨーグルトの種類が豊富で、中でもヨーグルトは6種類もあり、ほんのり酸味があってとてもおいしかったです。いくらでも食べれる味でした。

その後路面電車に乗ってSaltsjöbadens Samskolaに訪問し、Singapore Mathの校内研修に参加しました。 

スウェーデンの路面電車で驚いたことがあります。それは、乗車駅近くにカードをかざす機械があり、1度カードをかざせば、そこから75分間は自由に乗り継ぎができることです。子供たちも通学のため路面電車に乗っており、中は活気であふれていました。

Samskolaに訪問して驚いたことは、スウェーデンの学校には、fikaというコーヒーを飲んだり、フルーツ、パンを食べながらお話をする文化があることです。 先生方の談笑している様子、校長先生の話を真剣に聞いている様子を見て、fikaは、先生同士の関係作りや学校の悩み・意見を共有できるいい文化だなと感じました。

Samskolaの先生方はとても気さくで、初めて会った時も「Hej Hej!」と笑顔で話しかけてくれたり、スウェーデン語の特徴である「å, ä, ö」の発音の仕方をわかりやすく教えいただいたりしました。 

Samskolaの先生方はとても親切に話しかけてくださったのですが、私自身思うように話ができず、伝えたいことを英語で伝えられない悔しさを感じました。言葉の壁は大きいですが、自分から様々なことに挑戦していき学びを広げていきたいと思います!

夜は、ホテルの近くにあるタイ料理のお店に行きました。スーパーもそうですが、スウェーデンの食べ物は日本と比べてかなり大きい印象を受けました。いろんなお店に行き、日本との相違点をもっと見つけていきたいです!
(担当: 田中愛実)

Samskolanでの研修の様子(Saltsjöbadens Samskola F-9 Facebook)


※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

0 件のコメント:

コメントを投稿