2015年3月4日水曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 5日目

こんにちは!
今日はスウェーデン5日目。ヨーテボリ2日目です。

今日は先生の昔の教え子で、ヨーテボリ大学の学部生のMichaelさんに、ヨーテボリ市内を案内していただきました!
Michaelさんは教育学部の学生さんということもあり、大学での勉強や教員養成についてのお話に花が咲きました。
教育実習が毎年二週間ずつあることに驚いた私たちとは逆に、Michaelさんは春休みが二ヶ月近くある日本の大学生に驚きを隠せない様子でした。私たちの拙い英語でも熱心に聞き取り、会話をしようとしてくださり、とても濃い時間を過ごすことができたと思います。

そんなMichaelさんの案内の元、彼の通うヨーテボリ大学の教育学部にお邪魔させていただくことができました。
平日ということもあり、多くの学生がいましたが、トイレの前や階段下、図書館のテラスの部分など、至る所に机と椅子がある光景が非常に印象的でした。
個人で勉強したり本を読んでいる人もいれば、数人で机を囲んで語らいでいる人たちもいました。このようなスペースが大学内にあればもっともっと大学を有効活用することができるだろうなーと、遠い日本の地に思いをはせたりなんかしました。笑


そして観光もしっかりしました!

『ポセイドン』と呼ばれる大きな銅像に案内していただきました。通称『海の神』。手に大きな魚を持っているのは、このヨーテボリが国際的な港町として発展してきた歴史背景が関係してるのではないでしょうか。
そして今もなお港町として新鮮な魚介類を扱うお店が多くあり、魚の売られている風景は日本の築地を上回るほど大胆で迫力のあるものでした!!


半日にも満たないほど短い時間でしたが、Michaelさんガイドの観光は非常に楽しくて興味深く、またヨーテボリの方々の気さくさや温かさを実感することができるものでした。

Michaelさん、本当にありがとうございました!!


We had a nice time thanks to Mr.Michael's guid.

We never forget to talk time with you, walk alound the old town.

Thank you for guiding us!

余談になりますが、今日お昼を食べ終えた後のこと。
Michaelさんがおもむろに黒い入れ物を鞄から取り出し、中身を口の中へ運ぶところを目撃した私たち。ガムかと思いきやそうでもなさそうな感じだったので聞いてみました。すると…

『Tobaco.』

そうです、そのガムのような、でも違うような、なんとも言えないものはタバコだったのです!!!
『スヌース』と呼ばれているらしいそのタバコは、紅茶のティーパックの10分の1くらいの大きさの紙袋に入れられており、そのまま上唇と歯茎の間に挟みます。そして、歯茎から体内へ吸収されるらしいです。
もしもこの『スヌース』が日本でも普及すれば、副流煙の心配が少なくなったり、喫煙者が場所を選ばなくて良くなったりと、吸う人にも吸わない人にも多くのメリットが期待できるのではないかと思いました!(デメリットもあるとは思いますが…)

今日はスウェーデンに来て初めて快晴に恵まれました。明日は市役所訪問と二つの学校訪問があります。今からドキドキしていますが、快晴の下、実りのある訪問となればよいなあと思っています!
(担当: 上原瑛美)
 
 
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

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