3月31日(木)の昼休みに、N304教室においてフィンランド・スウェーデン教育視察の報告会を開催しました。
年度末の慌ただしい日でしたが、30人近くの方のご参加を得て、活発な質疑応答ができました。
また、Skypeで金沢大学と北海道教育大学とをつなぎ、フィンランドでご一緒した大学院生や先生方と研修の振り返りをしました。加えて、ストックホルムでお世話になった両角達平さんにも会場にお越しいただきました。お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました。
報告会に合わせて、報告書を作成しましたので、ぜひご一読ください。
報告書のダウンロートはこちらから(PDFファイル: 2.2MB)
2016年4月13日水曜日
2016年4月11日月曜日
授業連絡掲示板: 比較教育学演習(2016年度)
①2016年4月11日~6月13日
想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行
②2016年6月19日~7月11日
ミシェル・フーコー: 近代を裏から読む (ちくま新書)
③2016年9月30日~10月21日
「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ
④2016年10月28日~12月16日
TIMSS 2015 Assessment Framework
http://timssandpirls.bc.edu/timss2015/frameworks.html
TIMSS 2011 International Result in Mathematics
http://timssandpirls.bc.edu/timss2011/international-results-mathematics.html
TIMSS 2011 International Result in Science
http://timssandpirls.bc.edu/timss2011/international-results-science.html
⑤2017年2月4日(北海道大学篠原ゼミと合同)
鈴木大裕『崩壊するアメリカの公教育ー日本への警鐘』岩波書店, 2016
宇野重規『民主主義のつくり方』筑摩書房, 2013
佐藤嘉幸『新自由主義と権力―フーコーから現在性の哲学へ』人文書院, 2009
想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行
②2016年6月19日~7月11日
ミシェル・フーコー: 近代を裏から読む (ちくま新書)
③2016年9月30日~10月21日
「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ
④2016年10月28日~12月16日
TIMSS 2015 Assessment Framework
http://timssandpirls.bc.edu/timss2015/frameworks.html
TIMSS 2011 International Result in Mathematics
http://timssandpirls.bc.edu/timss2011/international-results-mathematics.html
TIMSS 2011 International Result in Science
http://timssandpirls.bc.edu/timss2011/international-results-science.html
⑤2017年2月4日(北海道大学篠原ゼミと合同)
鈴木大裕『崩壊するアメリカの公教育ー日本への警鐘』岩波書店, 2016
宇野重規『民主主義のつくり方』筑摩書房, 2013
佐藤嘉幸『新自由主義と権力―フーコーから現在性の哲学へ』人文書院, 2009
2016年3月23日水曜日
研修報告: フィンランド・スウェーデン教育視察 まとめ
「グローバル人材育成のための北欧教育視察プログラム2016」
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
旅程
3月5日(土)- 09:00 羽田空港集合
- 11:40 羽田空港発(NH211便)
- 15:20 ロンドンヒースロー空港着
- 18:00 市内観光へ
- 11:15 ロンドン・ヒースロー空港発(BA794便)
- 16:10 ヘルシンキ空港着
- 18:00 ホテルへ
- 09:00-14:30 Viiki Teacher Training School訪問
- 18:00-19:30 リフレクション
- 09:00-13:30 Saunalahden koulu訪問
- 18:00-20:00 リフレクション
- 終日 市内観光
- 10:00-13:30 Kronohagens lågstadieskola訪問
- 18:00-21:30 リフレクション
- 午前中 市内観光
- 17:00 ヘルシンキ港発(Viking Line)
- 10:00 ストックホルム港着
- 12:00-17:00 ストックホルム大学大学院生と面会
- 10:00-15:00 スウェーデン人高校生と面会
- 08:30-14:00 Vittra Luma Park訪問
- 18:00-20:00 リフレクション
- 09:00-11:00 Vittra Rösjötorp International訪問
- 11:30-14:30 Vittra Groupストックホルム地区統括部長と面会
- 17:10 ストックホルム空港発(SK2625便)
- 19:10 デュッセルドルフ空港着
- 20:05 デュッセルドルフ空港発(NH210便)
- 15:30 成田空港着
- 16:00 解散
報告会のお知らせ
3月31日(木) 12:10-13:00 N304教室にて※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
教育動向: 2016年大統領選候補者の教育政策-ヒラリー・クリントン(民主党)
アメリカの教育動向(久原みな子)
今年11月8日に予定されている大統領選挙を前に、民主党・共和党各党内での候補者の教育歴と教育政策を紹介するシリーズ第4 回。今回は、勢いづくバーニーズと党内指名を争うヒラリー・ローダム・クリントン(Hillary Rodham Clinton)を紹介する。
1947年シカゴ生まれのヒラリー・クリントンは、名門女性大学ウェルズリー・カレッジを卒業後、イェール大学ロー・スクールに進学、1973年に法務博士となった。その後は、ロー・スクール在学中から交際中(1975年に結婚)であったビル・クリントンのいるアーカンソーの大学で教鞭を取るなどした後、ビルがアーカンソー州知事になってからも弁護士として活躍した。1993年からは大統領夫人として、また2001年からは上院議員として、社会福祉や子どもと女性に関わる分野などでは特に政策立案をリードしてきた。国務長官をつとめたオバマ政権下でも、就学前教育の拡大とより高い教育スタンダードを求めるESSA(Every Student Succeeds Act/すべての生徒が成功する法)を支持した。
ヒラリー・クリントンの教育政策は、オバマ政権のそれと重なる部分が多く、公立学校を支援し、学力格差を縮小することを中心課題としている。就学前教育の拡大については、アーカンソー州知事夫人時代から30年以上にわたり取り組んでおり、またコモン・コアをはじめとする共通学力基準の導入もアーカンソー時代から支持している。オバマとの違いは、生徒の学力テストでの成績と教員評価は結びつけるべきではないとしている点である。選挙活動の大きな助けになると考えられている米国の2大教師組合、全米教育協会(NEA)とアメリカ教員連盟(AFT)は、組合内での意見の相違はあるものの、大統領選に向けて公式にクリントンを支持することをすでに表明している。また、クリントン政権成立時には、民主党系シンクタンク、アメリカ進歩センター(Center for American Progress)のメンバーなどが政策立案に加わるのではないかと予想されている。
- ヒラリー・クリントン公式選挙活動HP:https://www.hillaryclinton.com/
- Alyson Klein. “Hillary Clinton and Education: Five Facts to Know Before the Iowa Caucuses.” Education Week, 2016/01/29.
- Lauren Camera. “Teachers Union Backs Clinton for President.” US News and World Report, 2015/10/03.
- AFT. “AFT Resolution: ENDORSEMENT OF HILLARY CLINTON.” 2015.
- NEA. “NEA President: Clinton is a strong leader who will do what is best for America’s students.”2015/10/03.
2016年3月21日月曜日
フィンランド・スウェーデン教育視察報告会(3/31)のお知らせ
3月5日から16日にかけて行われたフィンランド・スウェーデン教育視察の報告会を下記の通り開催します。どなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しください。
日時:
平成28年3月31日(木) 12:10~13:00
場所:
信州大学教育学部 北校舎N304教室
内容(予定):
①全体の日程概要
②学校訪問1 ヘルシンキ大学附属学校(就学前・小・中・高)
③学校訪問2 サウナラーデン基礎学校(最新の校舎、プログラミング教育等)
④学校訪問3 クロノハーゲン低学年学校(フィンランドのスウェーデン学校)
⑤学校訪問4 ヴィットラ・ルーマ・パルク学校(多言語教育の幼稚園~3年生)
⑥学校訪問5 ヴィットラ・ローショートルプ学校(多言語教育の幼稚園~6年生)
⑦参加者の感想、リフレクション
⑧質疑応答
※金沢大学大学院生、東京大学大学院生とのSkype会議を予定しています。
対象: 学部生のほか、どなたでもご参加いただけます。
申込: 不要です。直接会場へお越しください。
問合せ: 林 寛平 (shinshuedu@gmail.com)まで
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
(上の画像をクリックするとPDFがご覧になれます)
日時:
平成28年3月31日(木) 12:10~13:00
場所:
信州大学教育学部 北校舎N304教室
内容(予定):
①全体の日程概要
②学校訪問1 ヘルシンキ大学附属学校(就学前・小・中・高)
③学校訪問2 サウナラーデン基礎学校(最新の校舎、プログラミング教育等)
④学校訪問3 クロノハーゲン低学年学校(フィンランドのスウェーデン学校)
⑤学校訪問4 ヴィットラ・ルーマ・パルク学校(多言語教育の幼稚園~3年生)
⑥学校訪問5 ヴィットラ・ローショートルプ学校(多言語教育の幼稚園~6年生)
⑦参加者の感想、リフレクション
⑧質疑応答
※金沢大学大学院生、東京大学大学院生とのSkype会議を予定しています。
対象: 学部生のほか、どなたでもご参加いただけます。
申込: 不要です。直接会場へお越しください。
問合せ: 林 寛平 (shinshuedu@gmail.com)まで
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
2016年3月17日木曜日
研修報告: フィンランド・スウェーデン教育視察 11日目
北欧研修、最終日です
日本に帰る!という気持ちと、終わってしまうのか...という寂しさが入り混じった飛行機での長旅でした。
日本について最後の最後、やっぱり期待を裏切らないマツイくん。
ANAに呼び出されてました...笑
大事ではなくて一安心です。笑
今回の研修を振り返ってみると、本当に刺激的な時間だったな~と思います
北欧の教育現場を生で見て、感じることができたこと
いく先々の学校で、多くのお話を聞けたこと
現地の子どもと関われたこと
様々な学校の先生方、学生と一緒に視察やリフレクションをすることができたこと
ユニークな信大生たちと一緒に過ごせたこと
北欧という地に行けたこと
全部が刺激的でした。
みんなも、そう感じていると思います。
中でも、わたし個人としては、リフレクションの時間が1番充実していました!
林先生をはじめ、様々な先生方が知識をくださったことや、みんながいろいろな視点から考えを伝えあい、リフレクションをすることが出来たことは、本当に貴重な体験でした。
話足りず、リフレクションのリフレクションをするのが毎日で、そんな時間も楽しかったです(^ν^)
「魅力的な人の周りには、人が集まる」
そう思われている人はきっと自分の魅力だとは気づかず、ただ自分も楽しんでやっているだけなんだと、視察したある学校の校長先生から感じました。そんな人に、なりたいなと思います。
研修に参加したことは、今後の私たちに大きな影響を与えると思います!
学んだことを忘れず、しっかりと今後に活かして行きたいです!
今回このような学びの機会を作ってくださった林先生や、支援をしてくれた方々、そして両親に感謝します。
ありがとうございました!!
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
日本に帰る!という気持ちと、終わってしまうのか...という寂しさが入り混じった飛行機での長旅でした。
日本について最後の最後、やっぱり期待を裏切らないマツイくん。
ANAに呼び出されてました...笑
大事ではなくて一安心です。笑
今回の研修を振り返ってみると、本当に刺激的な時間だったな~と思います
北欧の教育現場を生で見て、感じることができたこと
いく先々の学校で、多くのお話を聞けたこと
現地の子どもと関われたこと
様々な学校の先生方、学生と一緒に視察やリフレクションをすることができたこと
ユニークな信大生たちと一緒に過ごせたこと
北欧という地に行けたこと
全部が刺激的でした。
みんなも、そう感じていると思います。
中でも、わたし個人としては、リフレクションの時間が1番充実していました!
林先生をはじめ、様々な先生方が知識をくださったことや、みんながいろいろな視点から考えを伝えあい、リフレクションをすることが出来たことは、本当に貴重な体験でした。
話足りず、リフレクションのリフレクションをするのが毎日で、そんな時間も楽しかったです(^ν^)
「魅力的な人の周りには、人が集まる」
そう思われている人はきっと自分の魅力だとは気づかず、ただ自分も楽しんでやっているだけなんだと、視察したある学校の校長先生から感じました。そんな人に、なりたいなと思います。
研修に参加したことは、今後の私たちに大きな影響を与えると思います!
学んだことを忘れず、しっかりと今後に活かして行きたいです!
今回このような学びの機会を作ってくださった林先生や、支援をしてくれた方々、そして両親に感謝します。
ありがとうございました!!
(担当: 牛山 麻衣)
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
2016年3月16日水曜日
研修報告: フィンランド・スウェーデン教育視察 10日目
北欧研修10日目!
本日は多言語学校のVittra Luma Parkに視察に行ってきました!
就学前学級の子や、台湾、タイ、中国、フランスなど様々な国の子どもたちが英語とスウェーデン語で授業を受けていました。
1つの授業が2時間と長時間の中、子どもたちは意欲を持って授業に参加していました。
算数の授業ではiPadを使って動画を作り、上映したりしていました!
視察を終え、ずっと行きたかったチョコレート屋さんに行くことに!
...定休日でした(*_*)
しかし、私たちの泊まっているホテルには朝ごはん、夜ごはんの他にティータイムがあるのです!
お目当のチョコレート屋さんには行けませんでしたがホテルでゆっくりケーキとコーヒーをいただきました♡
そして今日は北欧研修最終日の夜。
ホテルの夕ごはんを食べながら今日の視察のリフレクションをしました。
今日の学校のことや、日本とスウェーデンの学校のルールの違い、林先生が教師だった頃の話、最終的には、国の制度や人としての魅力とは何かなど熱く語り合いました。
北欧研修を振り返って、わたしはこのリフレクションの時間が好きだったな~と改めて思いました。
同じ学校を見ていても学生によって様々な視点で見ていたり、林先生や他の大学の先生方、院生の話を聞くことができて、毎回自分の視野が広がっていくようでした。
そして、本当に貴重な体験が出来ていることを実感し、北欧研修に参加して良かったなと思いました。
研修に参加させてくれた親に感謝です!
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
本日は多言語学校のVittra Luma Parkに視察に行ってきました!
就学前学級の子や、台湾、タイ、中国、フランスなど様々な国の子どもたちが英語とスウェーデン語で授業を受けていました。
1つの授業が2時間と長時間の中、子どもたちは意欲を持って授業に参加していました。
算数の授業ではiPadを使って動画を作り、上映したりしていました!
視察を終え、ずっと行きたかったチョコレート屋さんに行くことに!
...定休日でした(*_*)
しかし、私たちの泊まっているホテルには朝ごはん、夜ごはんの他にティータイムがあるのです!
お目当のチョコレート屋さんには行けませんでしたがホテルでゆっくりケーキとコーヒーをいただきました♡
そして今日は北欧研修最終日の夜。
ホテルの夕ごはんを食べながら今日の視察のリフレクションをしました。
今日の学校のことや、日本とスウェーデンの学校のルールの違い、林先生が教師だった頃の話、最終的には、国の制度や人としての魅力とは何かなど熱く語り合いました。
北欧研修を振り返って、わたしはこのリフレクションの時間が好きだったな~と改めて思いました。
同じ学校を見ていても学生によって様々な視点で見ていたり、林先生や他の大学の先生方、院生の話を聞くことができて、毎回自分の視野が広がっていくようでした。
そして、本当に貴重な体験が出来ていることを実感し、北欧研修に参加して良かったなと思いました。
研修に参加させてくれた親に感謝です!
(担当: 松元 可南子)
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
登録:
投稿 (Atom)