北欧教育視察9日目。
今日は『ライブ!スウェーデンの中学校―日本人教師ならではの現場リポート』著者の宇野幹雄先生をお呼びし、ウプサラ大学にて教育セミナーを行いました。前日までの3日間で3つの学校へ行き実習をさせていただいた経験をもとに、スウェーデンの教育と日本の教育の相違点だけでなく共通点についても考え、それぞれの学校ごとにプレゼンをしました。
その中で、スウェーデンは移民を受け入れており、その子の文化的な背景も一人ひとり違うことから統一して指導をするのが難しいことや、教員の資格を持たずに教えている教師もたくさんおり、その場合通知表は校長先生がつけることになるなどの驚きもありました。
また、日本では当たり前のように毎日自分たちでやる清掃も、多くの国では清掃業者が教室に入り掃除をし、改めて日本の自分たちでやる掃除の意味や日本の精神を考える機会となりました。
セミナー後はウプサラ大学周辺の観光をし、大学の裏の道ではこのようなきれいな風景も見られました。途中、ハロウィーンのマレフィセントのようなデコレーションもあったり、お城の屋根に旗のように洗濯物が干してあったりと、様々なものを見つけながら街を歩きました。一週間前にゾンビマラソンで走ったコースを日中歩いて見ると、また違った景色を見ることができ、楽しかったです。空気が澄んだとても素敵な街だと感じました。
(担当: 田中優希)
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。
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