2019年12月1日日曜日

研修報告: 海外学校臨床実習2019 14日目

11月29日

今日は、子どもたちの笑顔と人の温かみが忘れられない1日になりました!

午前は、トゥッティフオーリという保育園のかわりとなる場所へ訪れました。
この施設は、子どもたちの五感を豊かにするため、森のアクティビティを行っています。午前・午後と子どもたちと共に原っぱに行ったり森に入ったりしたのですが、子供たちは全身泥だらけになってもお構い無しに進んでいきます。泥の水溜まりに走って入って水しぶきや音を楽しんだり、気の横に生えているキノコを触って匂いを嗅いだり、倒木に乗って綱渡りをしたりするなど、むしろ体全体で森を楽しんでいる様子がありました。子どもたちの表情はとても生き生きしており、五感を大切にすることの良さをたくさん見つけることが出来ました!そして何より、子どもたちの笑顔が素敵で、きっとこの笑顔は忘れられない思い出のひとつになるのだろうなと感じました!

お昼前に寄ったパン屋さん。
奥には大きな工場があり、一同ビックリ!
パン屋のオーナーであるジューシーさんが、私たちにたくさんパンを持たせてくれました!!美味しいだけでなく、優しさに溢れるパン屋さんで、感動しました!

お昼に施設近くの牧場に行きました。
添加物無しのナチュラルチーズが棚いっぱいに数え切れないほどあり、チーズだらけの光景に私たちは唖然でした!
熟成度合で味も変わり、熟成度合いが少ないとチーズらしい味があり、熟成すればするほど深くて少し香ばしい味がしました。
そこでいただいたバニラのジェラートは、皆さんがうなるほど美味しく、忘れられない味になりました。とっても美味しかったです。


午後は、子どもたちと森へ行き、ワークショップをしました。
目隠しをし、視覚に頼れない状況で森の中をゆっくり歩きます。音や匂い、足から伝わる土の感触がより一層際立ちました。
途中で渡される様々なマテリアルを、触感、音、匂いでリサーチします。レミダ(廃材センター)と違い、視覚に頼れない状況で、じっくりマテリアルと対話をするという、また違った面白さを感じることが出来ました。
ワークショップが終わったあとに目隠しを外した瞬間、「私たちはこんな所にいたのか!」と驚くと同時に、目隠しする前よりも森が身近に感じられたような気がしました!

その後は、イタリア最後の晩餐!ということで、近くのレストランへ。
イタリア料理を満喫すると同時に、今日はサプライズなことが!!!
なんと、青木先生のお誕生日だったのです!
イタリア最終日に、みんなでお祝いのケーキ(お店の手づくりケーキ)を食べ、私達もハッピーな気持ちになりました!おめでとうございます!!


イタリアの研修は今日で終わり、明日はいよいよ日本に帰ります。
パリでの観光も楽しみつつ、おうちに着くまでが研修!!!ということで、気をつけて帰ります。
(田中愛実)


※本事業は、信州大学教職大学院の授業「海外学校臨床実習」(隔年・2単位)として、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。




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